ネット証券の口座開設が済んだら、実際に優待銘柄を買って株主優待をもらえるようにしましょう。
株式投資が初心者の方にもわかるよう、「買い注文の種類」や「いつ売買できるのか」といった基本知識からみていきます。
目次
株を取引きするには、店舗型証券とネット証券のどちらかを使います。
ゆうかぶでは取引手数料が安いネット証券を勧めていますので、ネット証券から注文する方法をご紹介します。
まずはログインしてみましょう。
証券会社のトップページで、口座番号(会員ID)と暗証番号(パスワード)を入力します。
あらかじめ口座番号と暗証番号は、忘れないよう控えておきます。
株を買うにはお金が必要なので、証券口座に入金します。
入金はATM(窓口)からもできますが、おすすめはオンラインによる即時入金です。ネット銀行から入出金ができるので大変便利です。
これで下準備はバッチリ。いつでも取引が可能です。
株価は常に動いているため、いかに安く買うかが重要です。
「いくらでもいいから買いたい」場合は成行(なりゆき)注文を出します。
この場合、買える確率は高いですが、高値で買ってしまう可能性があります。
これに対し「この価格で買いたい」と指定する場合は、指値(さしね)注文を出します。
株は安く買って高く売ると利益がでますから、1円でも安く買いたいですね。ですから、現在の株価より安い価格で注文を出しておきます。
成行注文と違い、指定した価格まで株価が下がらないと取引が成立しないので、その日のうちに株が買えないこともあります。
そのため、有効期限を決めて注文を出します。例えば、当日限りの注文、株が買えるまでの注文、○日間の注文などです。
成行(なりゆき)注文
指値(さしね)注文
ネット証券は24時間注文ができますが、取引が成立する曜日と時間は決まっています。
取引できる曜日は、毎週月曜日~金曜日。これが営業日です。
証券取引所にも休業日があるため、取引できるのは平日です。下記が休業日です。
優待の権利付き最終日を知りたくて営業日を数えるときは、休業日の土日祝や年末年始を飛ばして数えます。
株を取引きできる時間を図にしました。
日本には4つの証券取引所がありますが、東京証券取引所(東証)の時間が基本となります。
2019.11.19時点
ただし、名古屋証券取引所は取引終了の時間(大引け)が異なっています。
後場(ごば):午後12時30分~午後15時30分
午前の取引時間を前場(ぜんば)、午後の取引時間を後場(ごば)と言います。
ただし、午前は8時から、午後は12時5分から注文を受け付けています。
前場と後場の取引開始時間を寄付き(よりつき)と呼びます。
取引終了の時間は、前場と後場で呼び方が変わります。
前場の取引終了時間を前引け(ぜんびけ)、後場の取引終了時間を大引け(おおびけ)と言います。
株式用語は慣れない言葉が多いので、なんとなく聞いたことあるなぁくらいでよいかと思います。
日中、株を取引きできる時間は限られていますが、例外としてPTS(Proprietary Trading System/ピーティーエス)(私設取引システム)があります。
PTSは 夜間に取引ができるサービスです。
日中 忙しい主婦やサラリーマンのみなさんも、リアルタイムで取引きができます。
通常、取引は証券会社から証券取引所を通して売買が行なわれます。
PTSは日本語で「私設取引システム」といい、公の証券取引ではなく、民間の証券会社が運営しています。
PTSでは 証券取引所を通さないで、証券会社のネットワーク上で取引が完結します。
ですから、取引時間外である夜間にも売買ができるのです。
ちなみに、証券取引所での取引きを「取引所取引」、PTSでの取引きを「PTS取引」といいます。
現在、日本で夜間取引できる市場は2つあります。
しかし、夜間取引に対応しているのはジャパンネクストPTSのみです。(8時20分~16時、16時30分~23時59分)
ですから、夜間の株取引はジャパンネクストPTSに繋がっているというわけです。
チャイエックスPTSは、夜間ではなく朝から夕方までとなります。(8時~16時)
取引所取引が始まる9時前に取引がしたい場合におすすめです。
PTSが利用できるネット証券会社は3社です。
2019.11.15時点証券会社 |
特徴 |
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SBI証券 |
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松井証券 |
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楽天証券 |
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マネックス証券も2020年4月にPTS開始予定とのことです。(2019年9月3日時点)
PTSにもメリットとデメリットがあります。ぜひ自分のライフスタイルに合う方法で株の取引を始めてみましょう。
[まとめ]
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