株は「安く買ってナンボ」の世界です。
いくら良い銘柄を見つけても、買いのタイミングが悪いと損する可能性が高くなります。
株式投資において、銘柄選びよりも難しいと言ってもよい「買いのタイミング」。じゃあ、初心者には難しいのでは?と思ってしまいますよね。
でも、大丈夫です!
なぜなら、優待銘柄の特徴の1つに「買い時が掴みやすい」というメリットがあるからです。
「なぜ、優待銘柄は買いどきが掴みやすいの?」と疑問に思いますよね。
それは、ひとえに株主優待のおかげといっても過言ではありません。
優待をもらうには、権利確定日という締切日までに株主になっている必要があります。
この締切日までに株主になっていれば優待をもらえる権利があります。
権利が確定する日に近づくほど、「優待が欲しい!」という人が駆け込みで株を購入します。購入する人が増えれば増えるほど株価は上がってゆきます。
そして権利が確定した後は、「これで優待がもらえるから株を手放そう」という人が増えるので、株価が下がってゆきます。
つまり、権利確定日前に株価が上昇して、権利確定後に株価が下落するという傾向があります。
図のように、権利確定日に向かって上がり その後下がるというを傾向を利用すると買いのタイミングを掴みやすくなります。
パターンで値動きする傾向があるというのがポイントです。
厳密に言うと、株主優待をもらうためには 権利確定日の3営業日前(権利付き最終日)までに株を保有している必要があります。
少しややこしいので、ここでは権利確定日としています。
権利確定日、権利付き最終日、権利落ち日についての違いは下記のページをご覧ください。
では、吉野家のチャートを例にパターンで値動きしているか見てみましょう。
吉野家ホールディングス(9861) : 権利確定月 2月/8月
見ての通り、2月の権利確定月に向かって株価が上昇し、それを過ぎると下落しています。
8月の権利確定月も同様ですね。
※チャート by SBI証券
このパターンを上手く利用しよう!というわけです。
欲しい優待を見つけたら、次の権利確定日から数カ月前の株価が安い時に買えばよいということです。
例の場合ですと、2月の株主優待を狙うには、3か月前の11月あたりが狙い目です。
8月の優待なら、3か月前の5月あたりが良さそうです。
ゆうかぶ おすすめの買いどきは、権利確定日の2~3カ月前です。
全ての銘柄が必ずパターンで動くわけではありませんが、買いどきの目安があると、初心者の主婦にも分かりやすくおすすめです。
優待銘柄の良さの一つ、それが買いどきの掴みやすさです。
[まとめ]
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