単元未満株は少ない資金で購入できるので、まとまったお金がいらないという気軽さ があります。
加えて、配当金を受け取れたり、一部の企業では株主優待を出していることもあります。
種類 | 購入株数 | 株主優待 |
---|---|---|
単元株 | 100株ごと | 株主優待を実施していれば、保有株数に応じた株主優待をもらえる。 |
単元未満株 | 1株~99株 | ごく一部の企業で、株主優待を実施している。 |
そんな単元未満株のメリットを6つご紹介します。
目次
単元未満株も、単元株と一緒で 配当金を受け取る ことができます。
少額の投資なのに配当金もらえるの~!?とちょっと嬉しい気分になりますね。
下の配当金計算書は、女性向けの服飾ブランド ハニーズのものです。
1株あたりの配当金10.00円 × 所有株数10株 =配当金額100円
ハニーズの単元株は100株ですが、当時は10株から株主優待をもらえました。
(現在、100株から優待を実施しています。)
株式分割が実施される場合、単元株と同様 保有株式数に応じて配分されます。
10株保有している株が、1株 ⇒ 5株 に株式分割された場合、
株式分割後の保有株式数は、10株 × 5 = 50株 になります。
人気の株主優待「オリエンタルランド」(ディズニーランドの会社)も2015年に株式分割しました。具体的な例として、気になる方はブログもご覧くださいね。
数は少ないですが、単元未満株でももらえる株主優待(端株優待)もあります。
もし、その中で自分がほしい優待があればラッキーです。
また、必ずもらえるわけではありませんが、アンケート回答や抽選に申し込むともらえる隠れ優待 もあります。
これらは企業が正式に株主優待制度として公表しているわけではないので、予告なく変更・終了することがあります。
ですが、アンケートや抽選に参加する人は多くないと思いますので、案外狙い目かもしれません。
単元未満株は、名義が本人名義になるもの・証券会社になるものがあります。
本人名義のものは株主優待をもらえますが、証券会社名義のものは優待をもらえませんので注意してください。
欲しい株主優待があっても、投資金額が高いとなかなか手が届きません。
そんな時に使いたいのが、単元未満株です。
毎月コツコツ株を購入し、単元株数の到達を目指せます。
また少しずつ株を買うということは、 買い付け時期の分散に繋がります。
これは株価値下がりのリスクをカバーできるということです。
購入した株価が下がったとしても、それまで購入してきた株価は平均化されています。
ですので、上下する株価に一喜一憂しなくて済みます。
一回で単元株を買ってしまうと、株価が下がった時にそうはいきません。
(株を買い増しして平均単価を下げる「ナンピン買い」という方法もありますが、さらに資金が必要になります。)
複数の銘柄を保有したいとなると、たくさんの資金が必要になります。
ですが、単元未満株なら少額で買えるので、その分多くの銘柄に投資できます。
ひとつの銘柄だけではなく複数の銘柄を保有することは、各業種や企業などのリスク分散にも繋がります。
株式投資の初心者にとって、高額な投資は不安なものです。
ですが、単元未満株は少額で投資できるので 株取引の練習 になります。
当サイトで提供している株主優待などの情報につきましては、その情報の正確性を確約するものではありません。
サイト内の情報には万全を期して掲載しておりますが、情報が古い、または誤っている場合等もございます。
最新の株主優待、配当金等の情報は各企業のホームページや証券取引所の開示情報にてご確認下さい。
また、サイト内の株価、配当利回り等の指標につきましては最新情報を表示しているわけではありませんのでご注意下さい。