株のことを、正式には株式といいます。
では、この「株式」とはそもそも何のことでしょうか。
株式投資 とか 株式会社 ・・・という言葉に付いていますよね。
株式とは・・・
株式会社が投資家から資金を集めたい時に、資金と引き換えに発行する証書 を指します。
この証書のことを「株券(かぶけん)」といいますが、現在は電子化され管理されています。
(2009年1月全ての上場会社の株券が電子化)
株式は証書であるというだけではなく、株主としての権利 を表すものでもあります。
株式会社に資金を出した人(出資者)を株主 といいますが、株主は出資と引き換えに、持っている株式数に応じた 企業の所有者(オーナー) となります。
企業の所有者である株主には、下記の3つの権利があります。
株主の3つの権利
株式会社は多くの株主で成り立っていますが、
「株式を売買するということは、これらの権利を売買すること」と考えることもできます。
ちなみに、仕事をしていない専業主婦や子どもも株主になることができます。
(我が子も数銘柄を保有しています。)
1株でも保有していれば、その企業のオーナーです。
議決権を行使するには最低1単元(100株)保有していなければなりません。
1単元未満の株主には議決権がないからです。
議決権は1単元株数につき1票と決まっています。
株主総会では会社のさまざまな重要事項を決めますが、原則として多数決で決議されます。
1単元1票、10単元10票、100単元100票・・・というように、保有している株式が多いほど発言力が強くなります。
ですので、M&A(企業の合併・買収)などの目的で50%以上の株を取得すれば、会社の方針を決定できてしまうのです。
普通に投資している分には、50%以上の株を取得するようなことはありませんが、議決権の凄さが分かりますね。
議決権行使には、株主総会への出席が必要になりますが、自宅に送付される議決権についているQRコードを使うと簡単に行使することができます。
当サイトで提供している株主優待などの情報につきましては、その情報の正確性を確約するものではありません。
サイト内の情報には万全を期して掲載しておりますが、情報が古い、または誤っている場合等もございます。
最新の株主優待、配当金等の情報は各企業のホームページや証券取引所の開示情報にてご確認下さい。
また、サイト内の株価、配当利回り等の指標につきましては最新情報を表示しているわけではありませんのでご注意下さい。