株式売買の3つのルール

株式の売買には、3つのルールがあります。
その3つは 「価格優先」「時間優先」「成行(なりゆき)優先」 のルールです。

このルールに則り、証券取引所では公平な取引きが行われています。

では、内容を詳しくみていきましょう。

株式売買の3つのルール

価格優先のルール

下記が価格優先の考え方です。

  • 買い注文では、最も価格の高い注文を優先して売買取引が成立
  • 売り注文では、最も価格の安い注文を優先して売買取引が成立
価格優先のルール

イラストのように、最も高い買い注文(40円)を出したHさんと最も安い売り注文(40円)を出したAさんの取引きが成立します。

同時に注文を出したとしても、買い注文のときは1円でも高い買い注文の人、売り注文のときは1円でも安い売り注文の人が優先されます。

時間優先のルール

時間優先の原則

同一銘柄、同一価格で買い注文(売り注文)が出た場合、先に出された注文が優先されます。

つまり、注文の受付時間が早い順に売買取引が成立するということです。


成行(なりゆき)注文優先のルール

成行(なりゆき)注文と指値(さしね)注文では、成行注文が優先されます。

では、この成行と指値の違いをみてみましょう。

成行(なりゆき)注文とは?

株を売買するとき、価格を指定しないで注文する方法です。

いくらでも良いから買いたい(売りたい)という注文方法のため、売買価格は取引きする相手によって決まります。

成行注文を出した人が一番有利な相手と取引きが成立しますので、売買が成立するときは下記のようになります。

  • 成行注文で買う場合・・・一番安く売り注文していた人と売買が成立
  • 成行注文で売る場合・・・一番高く買い注文をしていた人と売買が成立

成行注文のメリットは、売買成立が早い点です。すぐに売ってしまいたいとき、買いたいときに良いです。

しかし、思っていたよりも安く売れたり、高く買ってしまう可能性がある点はデメリットです。

指値(さしね)注文とは?

株を売買するとき、価格を指定する注文する方法です。

「A社の株式を500円で100株買いたい」とか、「B社の株式を500円で100株売りたい」といった具合です。

  • 指値注文で買う場合・・・指定した価格以下の売り注文が出れば売買が成立
  • 指値注文で売る場合・・・指定した価格以上の買い注文が出ればと売買が成立

指値注文のメリットは、自分の納得のいく価格で取引きができる点です。ですので、成行注文のように安く売れてしまったり、高くかってしまうことがありません。

しかし、指定した価格までいかなければ取引きが成立しないため、売買に時間がかかってしまう点がデメリットと言えます。

4コマ漫画1:成行注文と指値注文の違い 4コマ漫画2:成行注文と指値注文の違い 4コマ漫画3:成行注文と指値注文の違い 4コマ漫画4:成行注文と指値注文の違い

[まとめ]

  • 価格優先・・・買いでは価格の高い注文、売りでは価格の安い注文が優先される
  • 時間優先・・・注文の受付時間が早い順に売買が成立
  • 成行優先・・・指値注文より成行注文が優先される

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