ミニ株や単元未満株のデメリットや注意点について確認していきましょう。
単元株と違い、いくつか制限があります。
メリットでご紹介したとおり配当金はありますが、議決権 がありません。
ですので、残念ながら 株主総会 に出席することはできません。
株主総会でもらえるお土産もほしいなぁという方は、資金に余裕があれば普通に単元株を購入した方が良さそうです。
議決権とは?
株主総会に出席して意見を言ったり、重要な決議に投票できる権利のことです。
ミニ株や単元未満株は、各証券会社の独自サービスです。
そのため、 利用できる証券会社は一部 に限られています。
単元未満株を購入してみたい場合は、サービスを実施している証券会社から選びましょう。
下記は、ミニ株や単元未満株を買えるおすすめの証券会社です。
証券会社 | サービス名 | 手数料 |
---|---|---|
SBI証券 | S株 |
|
マネックス証券 | ワン株 |
|
auカブコム証券 | プチ株 |
|
岡三オンライン | 単元未満株 |
|
単元未満株のデメリットとして単元株に比べて手数料が割高な点が挙げられます。
SBI証券やマネックス証券は、売り注文の時に手数料がかかりますが、買い注文の時は手数料が無料なので気軽に購入できるかと思います。
ミニ株や単元未満株のような買い方は、どの銘柄でもできるわけではありません。
そのため、証券会社ごとに決まっている取扱い銘柄 から選ばなければなりません。
加えて、単元未満株でもらえる 優待銘柄の数は少ない です。
欲しい優待があればラッキーですが、なければ単元株で購入しなければなりません。
単元未満株は、名義が本人名義になるもの・証券会社になるものがあります。
本人名義のものは株主優待をもらえますが、証券会社名義のものは優待をもらえませんので注意してください。
ミニ株や単元未満株は、通常の取引時間帯の好きなタイミングで取引できるわけではありません。
※東京証券取引所(東証) 前場(午前):9時~11時半、 後場(午後):12時半~15時
注文は24時間受付可能ですが、注文した時間によって約定時間が決まっています。
下記は 各証券会社の注文時間と約定時間 です。
証券会社 | 注文時間 | 約定時間 |
---|---|---|
S株 SBI証券 |
0:00~ 7:00 |
前場の始値 9:00約定 |
7:00~ 10:30 |
後場の始値 12:30約定 | |
10:30~ 13:30 |
後場の終値 15:00約定 | |
13:30~ 24:00 |
翌営業日前場の始値 翌9:00約定 | |
ワン株 マネックス証券 |
0:00~ 11:30 |
後場の始値 15:40分頃に約定結果反映 |
17:00~ 24:00 |
翌営業日後場の始値 | |
プチ株 auカブコム証券 |
0:01~ 10:00 |
後場の始値 |
10:01~ 23:00 |
翌営業日前場の始値 | |
23:01~ 24:00 |
翌営業日後場の始値 | |
単元未満株 岡三オンライン |
0:00~ 10:30 |
後場の始値 |
16:15~ 21:00 |
翌営業日前場の始値 | |
21:00~ 24:00 |
翌営業日後場の始値 |
このように約定時間が決まっているので、指値注文できないのがデメリットです。
[まとめ]
ミニ株や単元未満株を買いたい方は、メリット・デメリットを頭に入れたうえで取引を始めてみましょう!
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