株主優待は企業から株主へのお礼で、さまざまな形があります。
自社商品券や割引券、自社製品や自社サービスの提供、金券などが一般的です。
企業ごとに提供される優待が違うので、自分の興味に合ったものを選ぶことが大切です。
株主優待を利用することで、企業の製品やサービスを身近に感じられ、投資がより楽しくなります。
株主優待は、大まかに4種類に分けられます。それぞれの種類について簡単に説明しますね。
金券類は株主優待でよく提供されるもので、クオカードを導入している企業が特に目立ちます。
個人向け商品やサービスがない企業が、金券類を株主優待として提供している傾向 があります。
【金券類】
商品券・ギフト券は、提携先や指定の店舗で利用できて有効期限が長いのがメリットです。
ダイレクトに生活をサポートしてくれます。
自社商品券や割引券は、企業が提供するサービスや商品を、株主に対して割引価格で提供する株主優待です。
これにより、株主は企業のサービスをお得に利用できます。
例を挙げると、お買い物で使える優待カードやお食事割引券などがあります。
【お買い物系】
「イオン」の優待カードは主婦に人気で、お客様感謝デーの5%割引と併用できます。「大丸・松坂屋」で使えるJ.フロントリテイリングの優待はいつでも10%引きに。
100円ショップ「Can★Do」やドラッグストアの「ツルハ」もお得に利用可能で、ツルハは感謝デー特典との併用で10%引きです。
【お食事系】
食事系優待は家族みんなが嬉しい優待です。
ファミレス、居酒屋、弁当屋など様々な飲食店があります。
吉野家や丸亀製麺はランチ代節約に最適。ガストは家族やママ会にぴったり。コロワイドは年4回、10,000円相当の優待ポイントがあり、家族や仕事終わりの利用に最適です。
イオンやコロワイドに興味のある方、いらない株主優待をもらった場合について知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
企業が製造・販売している商品やサービスを株主優待として提供することもあります。
これにより、株主は企業の商品やサービスを実際に体験することができます。
例えば、食品メーカーが自社のお菓子や飲料を送ってくれたり、テーマパークの施設入場券、映画館のご招待券を提供してくれることがあります。
【自社製品】
食品や飲料、化粧品、日用品などのもらって嬉しい自社製品の詰め合わせです。
人気の食品優待にはカゴメや日清食品があります。詰め合わせには定番商品や限定商品、新商品が入っていることも。食品、飲料、日用品の優待は家計費節約に役立ちます。
特に化粧品の優待は女性がもらって嬉しい優待のひとつです。
【施設入場券・ご招待券】
施設入場券の株主優待は人気があります。
テーマパークや遊園地など、子どもも大人も楽しめる施設をお得に利用できるため、お財布にも優しいです。
カタログギフトや株主優待ポイントは、自分で選べる楽しさが魅力の株主優待です。
特産品や日用品、電化製品など多彩な選択肢があり、贈答用で使われるタイプのカタログギフトや自社オリジナルカタログギフトが用意されています。
株主優待ポイントは企業独自の制度や「プレミアム優待楽部」というポイント制度があり、導入企業も増加しています。
【カタログギフト、株主優待ポイント】
呼び方は各企業で若干違いはありますが、概ね上記のような感じです。
選ぶ楽しみも至福の時間ですね。
[まとめ]
株主優待は4つの主要なタイプがあり、他にも面白い優待や寄付目的の優待も存在します。面白い優待の例としては、抽選で旅行券や宝くじ、マラソンの参加権が当たるなどがあります。
多様な優待から欲しい商品を見つけることも、株主優待の楽しみの一つです。
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